こんにちは。
麻雀大好きともさんです♪
カンについてのブログを書いている時に、カンをして嶺上開花で和了っている麻雀仲間を見て、「おっ!」と思いました♪
後半に差し掛かり、自分のツモが少ない状況。
前回カンのメリットとしてあげた「ツモの数を増やす」ためのカンでした!
さて、今回はそんなカンのデメリットを書いていきます!
そして、前回のメリットと今回のデメリットを踏まえた上で、どのような状況の時にカンはするべきか考えていきたいと思います!
前回ブログ(カンのメリットについて)https://majann-daisuki.com/majan-kan%e2%91%a0/
※萬子(マンズ)=m・索子(ソウズ)=s・筒子(ピンズ)=p
カンのデメリット①
デメリットその1は、
ドラが増える事!!
あれ?メリットにもあったような、、
と思われるかもしれませんが、
新ドラが自分にのれば高得点を狙うチャンスとなりメリットになりますが、相手にのせてしまう事も多いです。
確率から言えば、自分の他に3人いるわけですから、他の人にドラがのる確率の方が多いんですよね(>人<;)
相手の手が高得点になってしまうデメリットがあります。
カンのデメリット②
手牌のブロックを一部固定してしまう事になること。
例えば「6666」と同じ牌が4つになった時に、カンをすると、
後々5や7をツモって来た時に6が使えない状態になってしまいます。
もし6が4つ揃ってもカンしなければ、「567 666」と順子と暗刻として6を使えます。
カンをする事で順子と暗刻の2つで使えなくなりますし、4枚あるうち一枚切るという選択も出来なくなります。
カンのデメリット③
手牌がバレやすくなる事です!
カンもポンやチーと同じ「鳴きの一種」です。
ブロックを晒す事になるため、他の人から手牌が読まれやすくなります。
カンのデメリット④
槍槓(チャンカン)される可能性がある事です!
加槓をした時に、その牌が他家の当たり牌であった時、
「槍槓」という1翻役をつけてしまう可能性があります。
さて問題です。
「一発消し!!」とリーチ一発目に加カンをして「ロン!!」と言われた時。
チャンカンと一発は複合しますか?
答えは「YES!!」
チャンカン、一発と2翻ついてしまいます(^^;
カンのデメリット⑤
門前が崩れてしまう事です!
暗槓の場合は鳴き扱いとならずリーチが打てますが、
大明槓の場合は門前ではなくなってしまいリーチが打てなくなります。
せっかくカンでドラを増やしたのに、自分は新ドラの裏ドラは見れないわけです。
大明槓は基本やらない方が良いと言われていますが、
「相手に裏ドラものせてしまう可能性」より「符跳ね」や「ツモ回数が増える」メリットが大きい特殊な場合は大明槓も使っていきます!
カンのデメリット⑥
ノーチャンスを作ってしまう事です!
カンをすることで、カンをした牌がもうない事を全員に知らせてしまいます。
もし3mをカンしたとすると、
全員に「3mはもうない」と周知してしまう事になります。
この3mの壁を利用して2mや1mを通しやすくしてしまったり、
カン3m待ちだった他家が3mが無い事に気付き勝負してこなくなったりします。
ノーチャンスの壁を利用し、3mカンして2mや1mで待つなどの戦略もあります♪
カンをする時はどんな時?①
まず、カンをする時にどんなメリットデメリットがあるかを考えます。
前回と今回でメリット、デメリットを書いたので、その事を踏まえて、「デメリットよりメリットの方が大きい」と思う時にカンをします!
何も考えずに「新ドラが自分にのる!」と思いカンをすると、相手にドラを増やしてデメリットしか残らない場合がありますので注意が必要です。
「デメリットはあるがメリットの方が大きい。もし相手にドラが増えてもカンすべきところ」と考えるならば、勇気を持ってカンをしましょう♪
上記を踏まえた上で、1番分かりやすく理論的なカンは
「自分が和了れる可能性が高い時」
です。
和了れる可能性が高い時とは
- 聴牌している状態
- 広い一向聴(イーシャンテン)の状態
です。
こんな時は、もし相手にドラがのったとしても自分が和了れば相手の手を潰す事も出来ます。
1番マズイのは、自分の手がバラバラで戦えない状況でカンする事です。
相手にドラをのせる可能性だけ作りデメリットのみとなります。
そういう時は、手が揃うまでカンせず手牌が揃ってきて戦える状況になってからカンするか、1枚捨ててしまった方が良いかもしれません。
カンをする時はどんな時?②
局の終盤でのカン!
最近麻雀仲間もやっていましたが、暗槓に限らず大明槓でも局の終盤であれば相手にドラを集める猶予をあたえません。
そして自分のツモ番が増え、嶺上開花で和了れる可能性も出てきます。
カンをする時はどんな時?③
②では、「終盤に」と書きましたが、
オーラスなどでどうしても点数が必要で、配牌時点では点数が全く足りない時などには
初めから(4枚揃ったらすぐに)積極的に暗槓をしましょう!
大明槓ですと、新ドラでドラをのせなければいけませんが、暗槓でしたら裏ドラがのっている可能性も出てくるため、
点数が足りない時は暗槓→リーチを狙いましょう♪
逆に、自分がトップで2位との点数差が大きい時などにカンをすると
相手にドラをのせて逆転されてしまう可能性が上がるのでカンはするべきではありません!
こんな時は海底の役はつくの?
海底(ハイテイ)の1つ前にカン!
この時、嶺上開花でツモったら海底と嶺上開花は複合するでしょうか?
答えは、複合しません!!
海底は、王牌(ワンパイ)を除いた牌山のなかで、その局のいちばん最後にツモられる牌でツモアガると成立する役です。
海底が付くのは、海底牌を直接ツモって和了った時だけって事です♪
しかし、振り込んだ時に河底(ホウテイ)の役は付きます!!
河底とはその局のいちばん最後に河に置かれた捨て牌でロンアガリすると成立する役です。
河底はどの山からツモって来たなどは関係無いため、最後の牌でロン和了りした時は河底がつきます⭐︎
チャンカンの時、新ドラはどうなる?
搶槓(チャンカン)とは、
他家が加槓をした際、その牌が自らの和了り牌である時につく1翻役の事です。
なかなか出現しにくい珍しい役ですよね♪
チャンカンの時は、加槓が成立しないため新ドラは増えません。
暗槓の時は、カンが成立し新ドラをめくって、嶺上牌をツモって、捨てる
という順番のため、暗槓後に捨てられた牌でロンされた時は新ドラはつきます!
大明槓について
大明槓は、
- 手が進まない
- 手牌を読まれやすい(鳴きなので役は何かばれやすい)
- カンした牌は固定され手牌が短くなり防御が弱くなる
- 暗刻ではなくなる(手牌に3つ暗刻があり、1つ大明槓すると3暗刻の役はなくなる)
- 門前ではなくなる(リーチできない)
などのデメリットが多いと思います。
良い時もありますが基本的に自分はリーチ出来ず、相手にドラをのせるデメリットが多く、場が荒れてしまいます。
メンバーやその卓の雰囲気によっては盛り上がりますが、場を騒つかせる事もあります。
リーチが入っている時の大明槓は、他の人がリーチ者に対して牌を押しづらくなり押し引きバランスが難しくなります。
また、オーラスのラス目からのリーチの時に大明槓があり、大明槓でドラがのったおかげで1位になったなどあると、1位だった人はちょっと悔しくなったり。
逆に、自分の手がバラバラで何もできない状況の時は大明槓をし子のリーチを応援してツモってもらい
競っている親に親かぶりさせ自分の順位をあげるなども考えられますので、大明槓も戦略の一つですね♪
最後に
理論的にカンをするかどうかを考えて書いてきましたが、前回コメントにもあるように、
カンをする事で場が盛り上がったり、理論的にはしない方が良いと分かっていながら時には不合理にカンをする場面はあって良いと思っています。
色々な場面で「カンをするかどうか」は考えさせられますが、
楽しんで、どんな結果になっても納得できるような麻雀が出来ると良いですね♪
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コメント
今回のカンシリーズを読むと、どんな場合にカンをしたらいいのか整理されていて、すっきりしますね!
ブログのカンをするのは「自分が和了れる可能性が高い時」(聴牌か広い一向聴)というのはその通りだと思います。聴牌時のカンは①嶺上自摸で2翻つく②カンドラは乗るけど裏ドラは乗らない③自模れなくても立直は打てるのに対して、一向聴は①嶺上自模って立直という流れが作れる②嶺上で聴牌できなかった場合に他家に先制立直をかけられてしまう(ヤミ聴が多いメンバーの時は要注意)というバランスがあるので、局面によって使い分ける必要があると思います。
「海底(ハイテイ)」と「河底(ホウテイ)」の違いもよくわかりました。私はロンの場合もハイテイと言っていましたが、そう言えば「B卓の王者」(前回大会でA卓の王者に格上げか?)は、きちんと両者を使い分けていましたね。流石です!
いつもブログを読むと、新しい知識が増えて、とてもためになります。今後もよろしくお願いします。
コメントありがとうございます!
聴牌の時と一向聴の時の違いを分かりやすく書いて頂きありがとうございます⭐︎
確かにヤミ聴を取っているメンバーがいると、即座にリーチをかけられてカンをしたにも関わらず押すかどうか迷ってしまう時あります(>人<;)
海底と河底はどちらも似ている役なので、どちらも海底と言うことが多いと思います(私もどちらも海底と言っていました)が、実はちょっと違うんですよね!
私も旦那や周りの麻雀仲間達からいつも新しい知識を教えてもらい、楽しく学びとなっています♪
これからもよろしくお願いします!
今週は夜勤とかあり遅れました、私の場合カンはラス目で失うものがない状況の時は積極的に狙います、場を荒らし少しでも流れ変えるためです、通常時は不確定要素多く危険性高いので控えるようにしています、理想はカンしなくても十分な点数で上がることなので必要なしです、とわいえ不調の時とか展開悪い時は普通に打っていてはラスになるので、おもいきった打ち回し必要です、前大会ではツモれない病に陥り、他家のリーチ後攻めて攻めてなんとか上がりに結びつけ凌ぐ感じでした、好調の時は誰でも上がれます、不調の時どう打つかで差がつくと考えてます、カンも一つの手段です。
コメントありがとうございます!
お仕事お疲れ様ですm(_ _)m
「ラス目で失うものがない状況の時は積極的に狙います、場を荒らし少しでも流れ変えるため」→確かにラス目の時は積極的にカンをするのは大事かもしれませんね!どんな場合にカンをするか自分の中の方針がしっかり決まっており、参考になります!ありがとうございます!
「好調の時は誰でも上がれます、不調の時どう打つかで差がつく」→ごもっともです!私の場合は好調で点数取れるのに、その後に振ってしまうので最悪です!(笑)上手い人は東場でダントツトップになれば南場も1位守りきれますが、ちょっとの油断、ミス、場の把握不足、などなど実力不足で順位がひっくり返る事も多々ありです。「ダントツトップの時の打ち方」などゆっくり考えて今後ブログでも書けたらなぁと思っています♪
これからも意見、助言等よろしくお願いします⭐︎