<第四十九回>麻雀は攻撃だけでは勝てない!!~守備の技術①放銃しにくい牌~

majan-technique

こんにちは。

麻雀大好きともさんです♪

麻雀仲間のお1人が、Mリーグ創設者の「藤田晋」の記事を持ってきてくれました!

とっても良い言葉が書かれており、感銘を受けた部分も多いため、

冒頭で少し記事を引用して書かせて頂きたいと思います♪

「麻雀は136ある牌を組み合わせて役を完成させていく頭脳ゲームです。実力だけでなく運にも左右されます。運が7割、実力が3割といったところでしょうか。運が7とは大きな割合に感じるかもしれませんが、少しだけ長い目で見れれば、その3の実力で強いか弱いかがほとんど決まります。運が良い時と悪い時は誰にでもあるわけですから、ある意味平等です。」

藤田晋さんをネット検索した結果→https://www.asahi.com/ads/mleague/feature/special01/

こちらにも良い言葉書いてありますので、興味がある方はぜひ見てみて下さいね♪

麻雀は運要素が大きいという方が多いと思いますが、確かにずっと調子が良い!!という人はいませんよね。

運が良い時もあれば悪い時もある。

長期的に見れば、やはり実力は数値で出てくるものだなぁと改めて思いました。

そして、運が良い時は「配牌が良い、ツモって和了れる、先制リーチがかけられる、裏ドラがのる、他家リーチに対して何でも通す」などありますよね。

運が良い時は点数はどんどん稼げる!!と個人的には思っています(^^♪

確かに、攻撃の時に牌効率が出来ているか、どんな役を狙うかなどを考えられている人の方が聴牌率や打点の高さが際立つと思います。

しかし牌効率や役を知らず考えていなくても高打点で和了れる時も多いかと思います。

結論として!

麻雀の実力は「守備」がメインに出るのでは!?

と個人的には思っています☆彡

そんなわけで、今回は「守備」について書いていきたいと思います!!

 ※萬子(マンズ)=m・索子(ソウズ)=s・筒子(ピンズ)=p 

はじめに

守備は重要だと考えていますが、他家が聴牌していそう、またはリーチが来た時に全て「降りる」と言うのは自分の和了りを全て諦める事になるためお勧めしません。

  • 降りるメリット→放銃を避け、最低限のマイナスに抑えられる。(放銃したら8000点だったが、降りる事で流局となり1500点の失点となったなど)
  • 降りるデメリット→自分の和了りを諦める、または危険牌を抑えながら聴牌を目指すため聴牌する可能性も下がり聴牌するまでも時間がかかる。=点数を稼ぐことが出来ない

降りる行為は、自分にとってプラスにはならないんですよね。

なので、自分の手牌が攻めるべき手牌か考えて(押し引き)、引くべきだと考えた時に、守備の技術を使ってマイナスを最低限に抑えるために放銃を回避していきます。

守備についていくつか過去にブログで書いてありますので、ご参考までに☆彡

<第二十一回>https://majann-daisuki.com/majn-richi-haishi/

<第二十二回>https://majann-daisuki.com/majan-suji-kabe/

<第二十五回>https://majann-daisuki.com/majan-aka/

こちらとややだぶる事もありますが、よろしくお願いします!!

降りる時に考える事

まず、降りる時に考える事は2つだと思っています。

  • ①安全そうな牌を切り回りながら、出来れば自分も聴牌を目指す
  • ②ベタオリ(完全に自分の和了りを諦め、放銃しないように打っていく)

例題①~現物を打とう~

下の写真の時、皆さんは何を切りますか?

※実際は自分の手が悪く「他家に追いつけない」と思った手牌の時はリーチに備えて安全牌を確保しておくことが必要で、こんな状態を作ってはいけないと思いますが。

どんな時にどんなタイミングで安全牌は持っていた方が良いのか、などは別に書きたいと思います!

ここは、現物の5pを2連打が良いかなぁと思います。

この手で聴牌するにはカン2sやカン2m4mなどを引いてこなければならず聴牌までは遠いかなぁと思います。

スジの8sや2pなどもありますが、通ったとしても自分の手は聴牌まで遠いのです。

そんな時は当たるかもしれないリスクは取らず現物を出すのが良いと思います。

後は他家が押しているか降りているかにも注目していきます。

スジを覚えると、5pのスジの2pや5sのスジの8sを切りたくなりますが、基本的に「現物以外は絶対安全」と言えません。

例題②~字牌を切ろう~

次の写真では何を切りますか?

字牌が当たる可能性は「単騎待ち」か「シャボ待ち」のみです。

数牌は「単騎待ち」「シャボ待ち」「両面待ち」「ペンチャン待ち」「カンチャン待ち」に当たりますので、それを考えると、字牌は通しやすそうですよね♪

そのため、私は「東」を切ります。

この時、リーチ者が親だったとしても「東」で当たる可能性が低いと考え東切りします。

もし役牌で当たった時は1翻(ダブ東だと2翻)付いてしまうため、「一発目で字牌を打つのは怖い」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、確率的には字牌の方が当たりづらいため、現物が無い時は字牌切りをお勧めします!!

もちろん、字牌で当たる可能性もあります。

字牌で当たっても「ドンマイ♪」と切り替えて同じ場面でも字牌をしっかり切れる方が良いと思います。

例題③~両面待ちに当たらない牌を切ろう~

次の写真では何を切りますか?

手牌にある牌の安全度を比較します!!

現物や字牌が無い時は「両面待ちに当たらない牌」を切っていきましょう。

麻雀は現物以外の牌は基本的に絶対に安全とは言えないため、その中でも「当たりづらそうな牌」を選ぶことが大切だと思っています。

配牌から手を進める時に「カンチャン」と「両面」があれば皆さん「両面」を残して打っていきますよね?

両面待ちを残して牌を選択していく事が多いため、リーチに対しては両面待ち(スジ)を最大限に警戒していく事が大切かと思います。

そのため、例題では2mか6s打ちになるかと思います。

例題④~壁を利用しよう~

次の写真では何を切りますか?

③と同じで、両面待ちに当たらない9m切りをお勧めします。

→コメント欄見て、現物の2mがある事に気が付きました。「246m」→「446m」の時とお考えくださいm(_ _)m

麻雀牌は1種類4枚しか無いため、8mの暗槓で「78m」と8mを使った両面待ちは否定できます。

この時9mが当たる可能性は「単騎待ち」か「シャボ待ち」のみで、字牌と同じくらい当たりづらい牌となります。

例題⑤~ペンチャン待ちに気をつけろ!~

基本的に数牌の中で危険なのは「456」と言われています。

  • 4→「1-4」と「4-7」
  • 5→「2-5」と「5-8」
  • 6→「3-6」と「6-9」

と「456」は2つのスジに当たるからです。

では、9が切られていた時。

  • 3→「3-6の両面待ち」、「ペンチャン待ち」、「カンチャン待ち」「単騎待ち」に当たる
  • 6→「3-6の両面待ち」、「カンチャン待ち」、「単騎待ち」に当たる

9が通っている時には6より3の方がペンチャン待ちの可能性がある分当たりやすくなります。

そのため、写真のように他家からリーチが入っているが「3mか6mどちらかを勝負しなければならない」時

9mが捨てられているため、6mを打ちましょう!!

最後に

下の写真では何を切りますか?

5mを切って、安全牌っぽいの西を切っての7mリーチ!!

こんな時は「6-9m」が結構危ないです。

理由は、普通「5」と「7」を比べた時に持っておきたいのは真ん中寄りの「5」です。

それが5→7と切られている事から5より7の方が大切だった事を意味します。

どんな手牌だったか想像してみてください。

きっと「5 7 7 8」とあった時では無いでしょうか?

「5 7 9」や「5 5 7」の形から先に5を出す事はあまりありませんよね?

そのため、牌効率通りに打っている人だとすると、このリーチは「6-9m」が結構危ないです。

しかし、早いリーチのため「待ちは6-9mだ!!」と決めつける事は出来ません。

聴牌の時に「6-9m」が先に入ったかもしれませんし、そもそも萬子の上は無いかもしれません。

さて、こんなリーチが来た時何を切りますか?

私と旦那は「9m勝負でリーチ!!」の一択でした。

しかし、麻雀仲間の1人から

「5m切りリーチでも良いと思いません?」

と代打案!!!!

確かに、5mは現物で絶対に当たりませんし、こんなに早く2件リーチが入ったら他家は降りるために「共通のスジの8m」を切る可能性大です!!

とっても勉強になった1つの案なので、ブログに載せました♪

いつもありがとうございます(*^^*)

さて、

今回は「当たりづらい牌は?」をテーマに書きました。

次は「当たると高そうな牌は?」「他リーチに対して安全牌の切り出し順」などをテーマにまとめてみたいと思っています。

そして、ブログですがこれからは毎週木曜日18時前後に更新していきたいと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m

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コメント

  1. 麻雀俳人ヨット より:

    藤田社長の記事と最後の5m切り立直の意見を紹介して頂き、ありがとうございます!
    自分のネタがブログで紹介されていると、ともさんに認めてもらったようで嬉しいです。

    ネットの藤田社長の記事もいいですね。麻雀を囲碁や将棋と並ぶような「頭脳ゲーム」にしたいという思いが伝わってきます。
    将棋と言えば藤井聡太が五冠になって、これまでの将棋の格言や定跡が覆されているそうです。「B卓の王者」から平澤元気の本をお借りして途中まで読んだのですが、昭和の麻雀のセオリーとは明らかに違い、現代麻雀の考え方も取り入れる必要があるなと感じます。

    例えば、最後の5m→7mの切り順ですが、現代麻雀ではブログの通り69mが本命で36mはほぼ安全と読むようですが、昭和の考え方だと4557から、①立直をかけた際の出易さ、②危険牌の先処理、③平和重視の手作り等の理由で、5m→7mの切り順を選択する人も一定数いると思います。
    アカギや平澤元気の本では、序盤の捨て牌の周辺は安全エリアとありますが、昭和の人は、455とあった場合、迷彩・守備・手作り等の理由で、牌効率より5の先切りを選択する人が多いと思います。その後で5が被ったとしても、これで迷彩になり立直したら出易くなったと前向きに考えることもできます。

    このように何が安全で何が危険かというのは、人それぞれで正解はないと思います。そういう前提で、例題②と例題④の私の考えは少し違います。

    例題②は、確率的にはブログのいう通り「東」切りですが、期待値的には「東」(特にダブ東)は切れません。
    「確率」×「和了点数」=「リスクの期待値」と考えると、例えば「東」の当たる確率を10%、「1m」の当たる確率を20%とした場合、「ダブ東」で当たると最低7700はあるのでリスクの期待値は770、「1m」は平和で2900とすると同じく580なので、期待値的には「1m」切りということです。もちろん当たる確率や和了点数はあくまで予想に過ぎませんが、当たる確率が低くてもドラや赤が切れないのと同じ理屈です。(この考え方は私の個人的な見解に過ぎないので、間違っている可能性も当然あります。)

    例題④は、ともさんブログは教科書的に最大公約数的に書いているので、9mをお勧めするというのは良くわかります。ただ私的には、8mをカンした人の立直に9mは例え壁であっても2枚持っていたとしても危険牌で切れません。今まで壁の外側の待ちで痛い目に会ってきた経験があるからです。

    ともさんブログを読むと、色々考えさせられることが多くて、とても勉強になります。
    これからは毎週木曜日を楽しみにしています!

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!!
      いつも素敵な意見、アドバイスお世話になっていますm(_ _)m
      一緒に打っていたり、話をしていると「なるほど!!」と私自身の勉強になる事も多くブログネタにもさせて頂き感謝です♪

      牌効率か聴牌した時の出やすさを狙うか、そして何局目で自分が親か子か点数状況はどうか、河をよく見て回るタイプか押しタイプのメンバーかなどで先切りするか牌効率重視か打ち方を少し変えることが大切だなぁと、ヨットさんのコメントや他の麻雀仲間の方と話していても思いました。
      4557から5→7切りは3の出やすさが上がると思いますが、先に3-6が入って待ちにならない時もあります。
      また、リーチのみになりそうな時は平和を付ける事を意識して5→7も使いますが、他の面子に暗刻が有り最後の親で和了りたい時などは牌効率重視(5の重なりを見て)で7→5切りになるのかなぁと。
      使い分けが必要だと感じるとともに、今までは結構安全と考えていた牌が出させるためのトラップだったんだと最近ようやく気付き勉強になっている次第です!
      まずは当たりにくい牌のセオリー、そして少しずつ実践で考えなければいけない事をまとめていけたらなぁと思います。
      ヨットさんの意見も聞けて嬉しいです⭐︎
      これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

  2. 麻雀廃人アクト より:

    お疲れ様です、確かに守りは大切ですザルでは勝てません!しかしオリばかりでも駄目です、本文にも書かれてありましたが麻雀の強い人は押し引き上手です。対局中にはあらゆる場面がおとずれます、聴牌が欲しい時、親流したいとき、どうしても点数欲しい時、様子見の時などですが金持ちの時以外はベタオリはせず回します!ここで重要なのは読みです、読めない早いリーチもありますが、自分で道切り開いて攻めて行きます、途中で掴まされ断念する事もありますが、決めた牌以外全て打ち上がりに向かうこともあります。リスク高いので様子見ながら回すのが比較的多くなりますね。私は常に運は均等に回ると考え自分が調子良い時ほど気をつけて打ちます。そして相手をリスペクトする気持ち忘れずに始めますが、たまに打ち筋があまりにも……………………………なんて時もあります😜例題1ですがやはり5pから打ち3枚みえているのでピンズ全開して聴牌目指します、他の種類も安牌できるので回すことできるでしょう。2はヨットさん説明のとおりで覚悟決めマンズ落とします。3は筋打ちがセオリーと思いますが、早いリーチはまず愚形考えます3.5.7s持っていて3切りなら6当たりなので打ちません、7対も嫌なので無筋からいきます。4は
    まず安全な2m切りで9mです。5は確かに確率的には6mです。最後のケースは3年間で3回経験してますどうしても8000点欲しいときは9m切で上がり優先の時は5m切ります、3回の内訳は5切りが2回で結果上がれました、モロ引っ掛けでうしろめたさ感じたのを覚えてます。今日の一言、押し引き上手目指そう🎵

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!!
      お仕事忙しい中、詳しくアクトさんの考えを書いて頂き、本当に嬉しいです⭐︎⭐︎
      全ての例題で「確かに」と思いました!
      「3は筋打ちがセオリーと思いますが、早いリーチはまず愚形考えます3.5.7s持っていて3切りなら6当たりなので打ちません」→「3.7.5」の形は確かにありそうですね!!こんなリーチで現物なく、中スジ出してオーラス1位だったのに逆転された時があって、ちょっと思い出して自分の中でザワッとしました(^^;

      4は、現物の2あるの見落としてました笑
      ちょっと例題ミスです(>人<;)
      ありがとうございます!

      最後のケースは、5m切りリーチの選択肢を持ってるのはさすがアクトさんです!!
      この5m切りリーチは目から鱗の新しい発見だったので、5m切りリーチと9m切りリーチの両方を天秤にかけて、これからは打っていきたいと思いました(^^)

      いつも素敵な考え、戦術ありがとうございます!!
      これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

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