<第五十三回>麻雀:基本的な鳴き読み~鳴いている相手にどんな牌が危険か?安全か?~

majan-technique

こんにちは。

麻雀大好きともさんです♪

久しぶりに麻雀仲間と少人数で飲み会!

ほぼ9割麻雀話で盛り上がっていました(#^.^#)

麻雀話は尽きないですね!!

そんな中、旦那から「やってしまった話」を聞きました。

ダブルリーチしたんだけど、ノーテンでさ。他の人が和了ってくれたけど「何待ちだったの?」と聞かれて焦って「フリテンでした」って答えちゃって(笑)」と。

ダブルリーチでノーテンっていうのもびっくりですが、

ダブルリーチでフリテンってやばいですよね(笑)

さて、今回は「鳴き読み」について基本的なことを書いていきたいと思います!

※萬子(マンズ)=m・索子(ソウズ)=s・筒子(ピンズ)=p

はじめに

鳴き読みの特徴は、面前(メンゼン)よりも読みが正確になりやすいことだと思います。

1回鳴いていれば5ブロック中1ブロックが何で構成されているか分かり、2回鳴いていれば2ブロックのメンツ構成が分かります。

そのため、「何の役があるのか」「残り3ブロックはどんな構成か」を読みやすくなり、正確さも増します。

「あー、止めて降りちゃったけど、よくよく考えるとこの牌通りそうだったな。」なんて事を実践で何回も経験しています。

今回ブログを書きながら自分でも頭を整理していけたらと思っています。

①安全牌手出し前の跨ぎは比較的安全

上の写真でドラが発の時。

  • 発ポン!→打2m
  • 2p手出し
  • 4mチー!→打3s
  • 西手出し

この時、西は安全牌と考えると、手出し西より前に出した2pと3sの跨ぎはほぼ安全となります☆彡

すなわち、「1-4p」「1-4s」「2-5s」の両面待ちはほとんど否定できます。

※「4-7p」「4-7s」「5-8s」など上の両面はあり得ます。

理由は、ドラポンしており和了りたい場面のため手広く構えると関連牌は残す事が多いためです。

2pや3sが関連牌だとしたら安全牌の西より後に捨てられるはずです。

「223p 西」「334s 西」のような状態から2pや3sを打ってリャンメン固定にするとポン聴を取れなくなります。

結果、安全牌手出し前の牌の跨ぎは基本的に安全となります♪

例外として、相手の手が安い手であるなら他家からのリーチなどに備えてリャンメン固定を先にし、安全牌を1つ持って打っていたという事もあります。

そのため、安全牌手出し前の跨ぎで当たっても基本安い手と考えます!!

②安全牌手出し後の牌周辺は危険

①と若干変わった捨て牌です。

注目するのは安全牌の西を手出しした後に3sが出ている所です。

  • 発ポン!→打2m
  • 西手出し
  • 4mチー!→打3s

3sが関連牌だった事は明確で、ここで聴牌なら「1-4s」「2-5s」が本命です。

もし3sが関連しておらず孤立牌だった場合「3s 67s 西 45678p 56m(発ポン)」 のような時は3s→西と捨てられるはずです。

よくある例外としては、待ちの悪いターツと3s孤立牌を持っていた場合。

「3s 67s 12p 567p 56m 西(発ポン)」 とあれば、安全牌の西→3sとなりますが3s周囲は安全となります。

③最終手出し周辺が安全となる時

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②と同じものです。

この時、発をポンして4mをチーする間に他家から3sが出されてポンされなければ3sの跨ぎスジはほぼ安全となります。

最終3s切りで待ちが「1-4s」となる場合を考えると

「233s 11p 56m 567s (発ポン)」のような手牌です。

このような手牌から4mチーし打3sとなると「1-4s」待ちとなります。

しかし、4mチーの前に3sが他家から出れば3sポン!の「4-7m待ち聴牌」となります。

3sポンをしないという事は、「233s」「334s」では無かったと推測できます☆彡

しかし両面には当たりづらいですが、カンチャン待ちやシャボ待ちに当たるケースは意外と多いです!

3sがポンできず、3s周りが危険となる場合は

「113s 11p 56m 567s (発ポン)」の様な時です。

そのため、チー出し最終手出しの2つ隣はシャボ待ちに当たる可能性が高くなります。

④マンピンソウの法則

「マンピンソウの法則」って知っていますか?

旦那に教えてもらい「なるほど」と思った法則ですので紹介します!

麻雀は萬子・筒子・索子の3種類の数牌があります。

これらが均等に手牌に来ていると考えると、上の写真のように3鳴きし、萬子と筒子を鳴いていると残りの2ブロックは索子の可能性が高いと推測できます!

「萬子、筒子を鳴いてるから索子はちょっと危なそうだな」とすぐに実践で使えるためお得だと思いました♪

しかし、絶対に成り立つ法則では無いため、捨て牌などをしっかり見て考えましょう♪

最後に

麻雀を打っていて、3列目に入った終盤。

ドラ発をビシッと切ってきた方がおりました。

その方は親番、一鳴きしており聴牌は確実です。

この終盤で強いなぁと思いつつ、槓子から切ってきたのか?なんて考えつつ。

しかし、次の巡目に再度発を引いてきてキルクールの法則発動!!

山に発3枚眠ってました。

槓子じゃなくて本当に勝負してきたんだなぁと。

結果2000オールでツモ和了りされました。

とても打てる方なので強気の発切りに少し驚きましたが、「なにか理由があったんだなぁ」とモヤモヤ。

麻雀終了した後に同じ卓で打っていた方から、その発切りについて考えを聞く場面がありました。

「多分やけど、皆の捨て牌見たらタンピン系だから、発は1つずつの持ち持ちか山にいると読んでの親だから勝負したんちゃうかな。わいも、持ち持ちか山にいるって思ったなぁ」と。

しっかり推測し、それを信じて前に出られるのは流石だなぁと思いました!

「ベタオリで振り込まない事」も大事ですが捨て牌や山読み、他家の手牌を考えてギリギリまで勝負出来るのは凄い!!と素直に感動(#^.^#)

実践で使えるまではまだまだ時間がかかりそうですが、私の周りの麻雀仲間の皆様はとーっても強く色々と教えて頂く事が多いため、少しずつ吸収していければと思っています♪

これからもよろしくお願いします。

コメント

  1. 麻雀俳人ヨット より:

    鳴き読み、大切ですよね!

    鳴き手は面前手より、迷彩をつくる意味がなく、牌効率重視でくる場合が多いため、読みやすいという理由もあると思います。例えば、鳴き手はポン材を重視するため、序盤の捨て牌は孤立牌である可能性が高く、周辺牌の安全度はより高くなります。

    あと基本的な所では、8ポンの事前の7切りはトイトイ狙い、789の8チ―の事前の6切りは、789が絡む三色・チャンタ・一通狙いが濃厚になります。

    前に「B卓の王者」が、自摸切りか手出しかを全部見るのは難しいけど、鳴いた相手の手出しは絶対見た方がいいと言っていましたが、鳴き読みの基本なのだと思います。

    鳴き読みは面前手より安い場合が多いため、おろそかになりがちですが、面前手より読みやすいという観点からすれば、相手がそれなりの手の場合には、読む価値は十分にあると思います。

    お借りした平澤元気の本に「読みは相手の手牌がどうなっているんだろうと考えることで、外れていたとしても経験は蓄積されていく」と書いてありました。まさにその通りで、一つ一つの対局の積み重ねを大切にしていきたいと思います。

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!!
      「鳴き手は面前手より、迷彩をつくる意味がなく、牌効率重視でくる場合が多いため、読みやすい」→鳴きのメリットは早く和了れる事なので、牌効率重視で来る場合が多いですもんね!
      「序盤の捨て牌は孤立牌である可能性が高く、周辺牌の安全度はより高くなります」→その通りだと思います!メンゼンでは先切りで序盤の牌の外で待っている方もいますが、鳴き手の場合は序盤の牌はほぼ孤立牌と考えられます(*^^*)

      鳴き手読み、読む価値ありと私も思いますので、一つ一つの局大切に相手の手牌を考える癖をつけていけたらと思います♪
      これからもよろしくお願いします⭐︎

  2. 麻雀廃人アクト より:

    鳴きは鳴く前に迷彩考えてから、仕掛けたいと考えてます。1000点の手でも役作っているように見せ、逆に役作っている時はノミ手のように見せることで混乱させることができます!鳴きが入った時こそ読みが重要になると思います、ヒント多いので打点や待ち牌、鳴く牌まで考えます下家に鳴かせるか、絞るかは状況次第ですが鳴かせるのであれば勝負するのが暗黙の了解と考えています!最近皆様鳴き上手になっているので欺されること増えてきました、今日の一言、気をつけようカンチャン待ちとあえてのシャボ待ち☝

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!
      アクトさんの染め手に見せかけて上家の手を制限させるブラフには何度もやられてます!!
      ブラフなのか、本物なのか判断難しく行くに行きづらくなり、何度も困った感じになりました(。-_-。)

      カンチャン待ち、シャボ待ちも注意できる様に、日々の麻雀意識して頑張っていきます(*^^*)

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