<第三十四回>麻雀:5対子の時、七対子かポンしてトイトイか

majan-technique

こんにちは。

麻雀大好きともさんです♪

もう12月となりましたが、皆さんはクリスマスケーキを食べますか?

以前誕生日に麻雀ケーキをもらい感激したのを覚えています!!

見た目よし!味よし!で嬉しかったです(^^♪

さて、七対子について思い出したこと、勉強になった事は適宜載せていきたいと思います。

七対子について書いたブログ<第三十二回>麻雀:七対子はどんな時に狙うか?~七対子かメンツ手か迷った時~ – 麻雀大好きともさんブログ (majann-daisuki.com)

<第三十三回>麻雀:七対子を狙うと決めた時、どんなことを考えれば良いの? – 麻雀大好きともさんブログ (majann-daisuki.com)

 ※萬子(マンズ)=m・索子(ソウズ)=s・筒子(ピンズ)=p  

はじめに

他家からリーチが来た時、

「この捨て牌は七対子っぽいな」

とすぐに感じる方も多いと思います。

どんな河が七対子っぽいのか。

①メンツ手の河
②七対子やトイトイなどの河

写真の①と②を見てください。

①の写真は平和系の河です。

平和系の河は「字牌」➡「1,9牌など端の牌」➡「3,7など真ん中らへんの牌」と捨てられることが多いです。

こういう河は「普通」な感じがしますよね!

②が七対子っぽい河です。

七対子を目指す場合は、他家がいらない出やすそうな牌を残す方が多いと思います。

そのため字牌や端牌を手の中に入れて置き、最終手出しも字牌や1や9など端の牌の事が多いです。

七対子について、例題を上げながら語っていきたいと思います!

皆さんなら何を切るか教えてください!

※例題は全て東一局の親とお考え下さい。

例題①

例題①

<例題①について>

この手を面子手で行こうとすると、急所の7sを2つもツモってこなくてはならず、最終系も愚形になりそうです。

対子も4つあるため、七対子をメインに考えていきます。

この時、何を切りますか?

七対子と決めて打つ時、そして1列目などまだ序盤の時は「2m」➡「4m」と打つことをお勧めします。

良く河を見ている方は分かると思いますが、

「2m」➡「4m」と打たれるのと「4m」➡「2m」と打たれるのでは、1mが危険と認識するパーセンテージが変わってきます。

「4m」➡「2m」だと2mの関連牌の1m持ってるんじゃないか?1mは少し危険?

と感じ取られてしまいます。

「2m」➡「4m」と打つことで最終待ちが1mになった時の出やすさは結構アップします!!

例題②

例題②

<例題②について>

こちらは3m切りし、七対子の「南」待ち聴牌となります。

この時、まだ10巡目以内であれば「2s、9s、北、中、発」はポン!!し

混一色に向かいます。

点数もアップし高ければ「役・役・トイトイ・混一色」の18000まで見えます。

安くなっても「混一色、役」の5800点は見えそうです。

七対子聴牌していても、「打点のアップが望める」、「字牌や1,9など端牌に近い牌を持っており和了れそう」と思う時は聴牌を崩して鳴いても良いのではと考えています。

例題③

例題③

<例題③について>

4対子1暗刻で七対子イーシャンテンのため、本線は七対子で何かが重なれば3暗刻や4暗刻を狙うと思います。

親のリーチは怖がりおりてくれる人も多いため、聴牌したらリーチで良いと思います。

しかし、聴牌が入る前に対子になっている「2s、4s、9s、東」が出た時はどうしますか?

東はダブ東になるため、迷わずポン!!です。

「ダブ東、トイトイ」の12000点が見えるため他の牌も基本ポン!すると思います。

この字牌が「東」でなく「中」など1役の役牌だったとしたら。

2s、9sが出た時には1枚目はスルーし、4sの時はポン!!します。

七対子かトイトイかで迷う時は、真ん中の牌が先に鳴け、最終的に出やすい待ちになる時はトイトイを狙っても良いと思います。

逆に9sや2sをポンし最終系が4s待ちになると他家が使っている可能性もあるため和了りにくくなると思います。

また、1枚目の2sや9sをスルーすることで、自分で牌を重ねて四暗刻を狙える事もあるかもしれません!

例題④

例題④

<例題④について>

「麻雀が強くなるための心と技術」からの引用です。

東4局、ドラ2p。

写真は魚谷プロの手牌。

親の魚谷29100点、南家26900点、西家21500点、北家42500点。

対面から6sが出ました。鳴きますか?

魚谷プロはここから6sポン!!

七対子のイーシャンテンを東バックにしたのです。

東が絞られてしまう事もありますが、いつもそんな苦しい状況になるわけではありません。「ダブ東なんてすぐに出てくるだろう」と前向きに手牌を進めることは、麻雀のメンタル面においてかなり重要度が高い事だと思います。

今回の手は鳴いて12000点になる可能性を秘めていました。だから多少苦しくても6sから仕掛けたのです。

麻雀が強くなるための心と技術 魚谷侑未著

この局は東を鳴け、7mを自分で重ね4000点オールとなりました(^^♪

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コメント

  1. 麻雀俳人ヨット より:

    七対子編いいですね!色々な考え方があり、戦略的にも面白いし深いです。

    例題も私個人の嗜好があるので、考え方が違う所もあります。

    例題1は南切り、もっと言えば一巡目に南を切っておきます。ブログでも触れていましたが、七対子の捨て牌はすぐわかりますので、素直に捨てると立直をかけたら、待ち頃の公九牌は出る可能性は低いです。七対子はドラドラ以外は立直をかけないと美味しくないので、牌効率より捨て牌を意識します。
    マンズの切り順は賛成です。

    例題2はメンホンチートイも考えるので、鳴きには慎重になります。この手牌だと、5800点は極力避けます。

    例題3はダブ東だけは親マン、親ハネが見えるので鳴きますが、それ以外は四暗刻を目指して鳴きません。

    例題4も鳴きません。魚谷プロの考え方も理解できますが、ダブ東が出なければトイトイのみ歩ハネもせず2900の可能性もあります。
    役牌バックは、逃げたい場面のスピード重視、役牌トイツは安牌になるので守備面でも有利などメリットはわかりますが、個人的に好きではないので極力やらないようにしています。

    こう書いてみると、麻雀は理論や牌効率・勝敗よりも、周りの迷惑になる打ち方でなければ、自分の考え方を優先した方が私的には良いのかなと思います。

    例題は全部違ったやり方を書きましたが、トモさんや魚谷プロの考え方は十分理解できますし、否定しているわけではありません。
    「みんな違ってみんないい」という精神が麻雀にも当てはまるんじゃないかと思います。

    本日は強敵揃いとなりますが、お手柔らかにお願いします🙇‍♂️🀄️

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!!
      例題ごとにヨットさんの考えを書いて頂き、とっても勉強になります!
      色々な考え方を知る事で、親か子か、点数状況はどうか、一緒に打っているメンバーはどんな人かなどの全体を見た時に選択肢が増えるので、とっても嬉しいです(^^)
      ヨットさんの考えを聞くと、鳴くのは極力避けながら打点を見て打つ雀士だな、と改めて思いました。
      鳴く、鳴かないの判断は本当に難しいと日々思っている私ですが、ヨットさんは「何を鳴いて何を鳴かないか」細かい所まで深く考えながら打っている、とコメントからも一緒に打っている時も思います!!
      これからも色々な考え方、教えて下さい♪
      よろしくお願いします(*^^*)

      • 麻雀俳人ヨット より:

        昨日の大三元おめでとうございます🎉🀄️
        「この捨て牌で混一だったら、ビックリ」とか言いながら、結果は混一どころか大三元振り込み🥲
        トモさんの雀力と河読みを見誤ってしまい、反省すると同時にとても勉強になりました。

        上記コメントの「鳴くのは極力避けて打点を見て打つ雀士」→おっしゃる通りです。スピード重視の赤ありインフレ麻雀においては、時代に逆行していて、勝率が低くなるのかもしれませんが、自分のスタイルだと思って貫いています。 
        配牌、ツモの流れ、点数状況を考えて、その局毎の理想の和了りを追求していますが、相手の動向に応じて、その理想を修正していくという柔軟性も高める必要性も感じていますが、なかなか難しいです。

        前にも書きましたが、プロの勝つための麻雀と素人の楽しむための麻雀は明らかに違いますので、結論的には自分なりの楽しめる麻雀を打っていきたいと思います。

  2. 麻雀廃人アクト より:

    例題1は四萬切ります、危険率高いので先に処理しておき他家の不要牌探り安そうな色+自分の河考慮してリーチかけます。2は南待ちで即リーチです良い待ちと思います。3、4は同じ見解です。七対子私の場合最初から狙うことはありません他で聴牌しない時、あるいわ七対じゃないと点数足りない時だけです、なので七対ぽい河にはなりません、相手にわからない河にしておきます!なので七対聴牌の上がり率はかなり高くなります。魚谷プロ良いですね、良い麻雀してます(^^)

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!
      例題ごとにアクトさんの考えを教えて頂きありがとうございます!!
      「危険率高いので先に処理しておき他家の不要牌探り安そうな色+自分の河考慮してリーチかけます。」→他家の危険牌、不要牌を推測するのは今でもとっても難しいと思っている私ですが、アクトさんなど、「強い」と思う雀士はここの見極めが本当に的確だといつも思っています!!
      2の即リーチ、もっと高めを狙いたいと言う気持ちでちょっと盲点でしたが確かに出やすさもあり、早いリーチは強いので勉強になりました!
      アクトさんの考えを聞き、七対子の和了り率をアップさせるにはやっぱり実力が大きいな、と思いました。
      私もブログを書きながら、そして皆さんから意見をもらいながら勉強になりましたので、後は実践でどう活かせるか。
      頑張っていきたいと思います!
      これからもよろしくお願いします(^^)

  3. 麻雀俳人ヨット より:

    昨日の大三元おめでとうございます🎉🀄️
    「この捨て牌で混一だったら、ビックリ」とか言いながら、結果は混一どころか大三元振り込み🥲
    トモさんの雀力と河読みを見誤ってしまい、反省すると同時にとても勉強になりました。

    上記コメントの「鳴くのは極力避けて打点を見て打つ雀士」→おっしゃる通りです。スピード重視の赤ありインフレ麻雀においては、時代に逆行していて、勝率が低くなるのかもしれませんが、自分のスタイルだと思って貫いています。 
    配牌、ツモの流れ、点数状況を考えて、その局毎の理想の和了りを追求していますが、相手の動向に応じて、その理想を修正していくという柔軟性も高める必要性も感じていますが、なかなか難しいです。

    前にも書きましたが、プロの勝つための麻雀と素人の楽しむための麻雀は明らかに違いますので、結論的には自分なりの楽しめる麻雀を打っていきたいと思います。

    • tomo-sann より:

      ありがとうございます!!
      久々に役満和了れました(^^)
      「中」が手の内で暗刻だったのが運良くすごく大きかったかなと思います。
      自分のスタイルが確立されている事は、迷った時にどう打つかの判断材料になり良いですよね!
      「その局毎の理想の和了りを追求していますが、相手の動向に応じて、その理想を修正していくという柔軟性も高める必要性」→本当にそう思います!!なかなか自分の打ち方を状況に応じて変える事は度胸も必要ですし、とっても難しく私も課題の1つだなと思っている所です(-_-)
      楽しく麻雀が打てるのが1番です!!
      負けても勝っても納得のいく1局なら、悔いなく「良し!!」ですね(*´꒳`*)
      しかし負けてばかりだと悲しくなる時もあるので、楽しむためにも納得がいく打ち方が出来るためにも、多少は勉強してこうして色々な人の意見を聞いて、実践で学んで、と成長していけたらと思っています!
      これからもよろしくお願いします!!

  4. 麻雀廃人アクト より:

    昨日はお疲れ様、夜の部ありがとうもの足りない感じでしたが満足できました、対局中真っ直ぐというワード気になり考えてみました
    人それぞれのモノサシがあり、ここまでは打てる、打てないなどあると思いますが、待ち牌読みとか自分の手との兼ね合いなどありますね。昨日メンバーはそのあたり上手でした✨細かくは書ききれないのでまた後で深掘りして下さいm(_ _)m

    • tomo-sann より:

      ありがとうございます!!
      私もとっても楽しかったです(^^)
      対局中に「真っ直ぐ」という言葉使ってましたね!
      旦那の真似し「私も真っ直ぐ!!」といったら、一発放銃で辛かったです(笑)
      人それぞれ物差しあり、考えあり、麻雀中の会話や動作でもその人の性格が見えるなぁと思います。
      アクトさんは、これまで実践の中で色々学んで技術を磨いて今の雀力を手に入れていると思いますが、きっと今回のように気になるワードについて考えたり、麻雀中の会話や動作や技術など色々な場面を1人でも深く考えられる方だから、実践だけでも強くなれているんだなぁと、思いました。
      「読む力」と良く言いますが、「気付く力」そしてそこから「考える力」を使って分析して「読む力」になるんだろうなぁと、アクトさんのコメント見て思いました!!
      ただ打っているだけでも経験値アップして成長は出来ると思いますが、色々気付いて考えて実践使える様にする力を待ちたいなぁと思います。
      私も色々と考え深掘りしてみようと思います。
      これからもよろしくお願いします!

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