麻雀応用編:相手からの見え方を意識する

majan-technique

こんにちは。

麻雀大好きともさんです♪

昔の写真を見ていて、旦那が6mで小四喜(ショウスーシー)に降り打ちした写真を見つけ、

「これ懐かしい〜」と教えてくれました♪

この「萬子使えませんよー」みたいな河で、6mロンの小四喜はビックリですよね!!

⭐︎⭐︎ナイス6m・東のシャボ待ち⭐︎⭐︎

※萬子(マンズ)=m・索子(ソウズ)=s・筒子(ピンズ)=p

はじめに

麻雀は基本的には自分の手をしっかり進めて効率的に和了る事が大切です。

しかし、リーチをかけたり鳴いて動くと、他家に警戒され、和了れない時もあります。

今回は、「他家からどう見られているか?」を意識した打ち方について書いていきたいと思います(*^^*)

どちらのブロックを残す?

上の写真は6ブロックでターツオーバーです。

どのターツも両面で強く、どのターツを切るか迷いませんか?

こんな時、皆様ならどう考えて何を打ちますか?

まず、一気通貫(イッキツウカン)の可能性は残したいので、萬子は打ちません。

ソウズとピンズどちらを切りますか?

私は「67p」を切ります。

理由は、「萬子が埋まってリーチした時にどちらの両面待ちが出やすいか」を考えたからです。

もし、3s4sを切ったとすると

自分の河は「🀆🀜🀗🀒🀓」となります。

この河を見て、5-8pは出ると思いますか?

まだ、通っていないスジが多く他家の手が良ければ出る可能性はあります。

しかし、5-8pは4pの裏スジと言われる待ちで危険と認識されやすいです。

※裏スジをネット検索するとhttps://kinmaweb.jp/mahjong-yougo/urasuji

逆に6p7pを捨てると河は「🀆🀜🀗🀞🀟」となります。

2sくらいは出してくれそうな感じしませんか?!

今回は情報量を少なめにして例題として出しましたが、実際はもっと色々な事を考えながら打っていると思います。

ターツ選択で考える事

  • 二度受けになっているターツを外す
  • 他家が使わなそうなターツを残す(ピンズの混一色をやってそうならピンズは持たれている可能性が高いためマンズかソウズ待ちにするなど)
  • 全員の河を見て見えている枚数を考慮する(2s4枚見えなら流石に34sのターツを捨てる)
  • リーチが来そうな人、または親が捨てている方の待ちにする
  • ドラを含むターツは残す
  • 赤ドラ受けを残す
  • 和了り率を上げるため端牌(1.2.8.9)が絡む待ちを残す

など。

色々な選択肢の中から、「自分で選べる」事は麻雀の醍醐味であり楽しみでもあります(*^^*)

色々と考えて楽しく打っていきましょう(๑>◡<๑)b

最終待ちを考えながら

6pをチーして、何を切りますか?

7p切り→6-9p待ちで、見えている情報としては6p2枚+9p1枚=3枚

8p切り→7pと9mのシャボ待ちで、見えている情報として7p2枚+9m2枚=4枚

枚数としても8p切りの7p9mシャボ待ちにするのが良いと思います。

他に

・他家からはタンヤオ仕掛けに見えるため9mで和了りやすそう

・上家が真ん中の牌を切っており、リーチが来そう。その上家は2巡目に8mを切っており、リーチが来た時「9mは比較的通りそう」と下家や対面が打ってくれそう

・対面と上家は8mを捨てるのが早いため9mは持っていなそう=9mは下家が持っているか山にある

との理由からシャボ待ちにします⭐︎

相手からの見え方を意識して

上の写真で何を切りますか?

混一色を狙いたいため5p切りでもよいですが、ブロック的に5mはいらなくなりそうなので、5m→5pと切ることで混一色の気配を消す事が出来ます!!

ブロック数

  • ①111m
  • ②22m
  • ③5m
  • ④789m
  • ⑤78m
  • ⑥5p
  • ⑦白白

しかし、5mを残すメリットとして清一色移行も出来るためこの局が「高い手を和了りたい」のか「サラッと和了りたい」のかでも打ち方が変わってくると思います。

こちらの写真は、すっごく和了れそうな気がしませんか?!

とっても「ピンズの混一色」っぽく、7m待ちは盲点になると思います。

配牌を見た時に、しっかり最終系を考えて打つと「7pは1枚目から鳴くけど7m待ちにしたいから、7mは一回スルー」など、鳴きの判断にもなります(*´꒳`*)

先切りも有効

「他家からの見え方」について、考えてきましたが、そう考えると「先切り」も有効手段です。

デメリットとしては「牌効率が落ちる=テンパイ確率が下がる」事。

今回の写真で言うと、7pを先切りすると、3sと7pの重なり合計4枚分テンパイ確率が下がります。

そして、先切りしたとしても2-5-8pを自分で引いて5-8s待ちになると先切りの意味が無くなります。

そのかわり5-8sを引いて聴牌した時は、8pが出やすくなり、今回の写真で言うと必ずピンプが付きます。

その時々で牌効率を取るか、先切りからの和了り率上昇を狙うか、考えながら打てるようになると楽しそうですね(*´꒳`*)♪

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コメント

  1. 麻雀俳人ヨット より:

    先週からの風邪も少しずつ良くなり、コメントを書ける位には回復しました!健康に健康麻雀を打てることは、本当にありがたいと実感しました。

    年末・年始の麻雀は波乱万丈でした。大晦日にはリーチもかけていないのに大四喜を振り込んでしまいました。相手は2副露していて風牌もあまり見えてないのに、不用意な打ち込みで反省です、、、

    1月3日は4巡で親の四暗刻単騎聴牌、1万単騎でドキドキしながら10巡が過ぎて、14巡目でやっと和了できました。その半荘はバカヅキで、その48000点で振込相手を飛ばして、トータル11万8000点で半荘の自己ベストを更新しました。

    ターツ選択の考え方、ほぼ一緒です。あえて言えば、

    ・相手がピンズの混一色をやってそうならピンズのターツを残すのもトップ目で守備寄りにしたい時は有りかなと思います。上家かどうかにもよりますが、極力相手に鳴かせないため、自分ができるだけ使ったり待ちにしたりすることによって振込みリスクを減らすためという理由です。

    ・2-5s4枚見えでも他家3人が捨てているような場合は、ヤミ聴にしていれば自動的に出てくる(即ちツモが4回あるようなもの)待ちとして、34sターツを残す。これもトップ目でサクッと局を流したい時は有効かなと思います。

    最終待ちを考えながら打つことはとても重要だと思います。タンヤオドラ3が見えている相手に6pはほぼ出ないので、ブログと同じ9mとのシャボにします。

    相手からの見え方を意識しても、ブログと同じ5m→5p切りの順にします。一色手の気配を消すのと同時に、清一色に無理に伸ばさなくても、メンホンチャンタ(二盃口まで見える)やホンイツトイトイ系(四暗刻まで見える)に伸びる可能性を重視します。

    先切りか牌効率は永遠のテーマだと思いますが、私はドラドラ以上など鳴き仕掛けで打点が見込めるようなケースを除いて、先切りを選択する場合が多いと思います。待ちの出易さ、安全牌の抱えやすさ、平和のつきやすさ、ヤミでの和了しやすさ等を考慮すると最大4枚のシャボ待ちの4枚の牌効率よりメリットがあるケースが多くなるようには感じます。

    今回のブログもよく考えられた色々なパターンが想定できるケーススタディーだったと思います。前回思考力がなかったので、やっと頭の体操も少しできて、トモさんブログ新年を遅ればせながら迎えた感じです。改めて、今年もよろしくお願いいたします。

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!
      体調が回復されてきて良かったです♪
      年末年始もドラマのある楽しくドキドキな麻雀でしたね!!
      ヨットさんのご意見ありがとうございます⭐︎
      おっしゃる通り、「この局はどういうテーマで打つか」でも打ち方が変わると思います。南入して、3位4位争いをしている下家の親が混一色をやってるなぁって思ったら、その局は徹底的に絞って和了らせない、聴牌させない、そして他の人に和了ってもらって親を流してもらう事が大切だったりしますよね。逆に自分が4位の親で絶対に和了りたいって時は鳴かれる可能性があっても先制リーチし和了りやすい待ちにしたいと思うと思います。
      状況状況で打ち方を変えないといけないのは、難しいですが、楽しい所でもあるなぁと思います(*´꒳`*)
      先切りか牌効率かも永遠のテーマですよね!!
      そんな中でも「ドラドラ以上など鳴き仕掛けで打点が見込めるようなケースを除いて、先切りを選択する場合が多い」と自分の中に基準をしっかり持っているのは流石だなぁと思います!
      色々な考え方、その理由などいつも詳しくありがとうございますm(_ _)m
      これからもよろしくお願いします⭐︎

  2. 接待麻雀K より:

    どちらのブロックを残す問題について、今回は他家の捨て牌が分かりませんが、ターツ選択において私は他家が使わなそうなターツを残すようにしています。

    最終待ちの問題について、私は7pを切って6p9p待ちにします。既に9pが3枚捨てられているので、可能性は低いですが4枚目が出てくるところを狙います。その方が和了れたときに、麻雀って楽しいなぁと思えるからです。

    相手からの見え方問題について、まだ序盤なので、私は白2枚と5pを切って、清一色を目指します。ロンはできないかもしれませんが、ツモれば良いかなと考えるからです。

    先切りついて、私は今まであまり考えていませんでした。どれを切るか、何となく直感で決めていました。
    今後は先切りを意識してみます。

    今回のブログを拝見して、私は感覚だけで麻雀をしていることに気づきました。皆さんのように、もっと論理的に考えて麻雀をしてみようと思うきっかけになりました。
    ありがとうございました。

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!!
      今回は自分の手と河のみの情報からどう打つか、と考えて頂けるように他家の河を入れていませんでしたが、接待麻雀Kさんの言う通り、他家の河の情報って、とっても重要ですよね⭐︎
      コメント頂き、「いつも他家の捨て牌もしっかり見て情報把握を常にされてるんだなぁ」と感じ、流石だなぁと思いました!
      直感もすごく大事だと思ってますし、清一など綺麗な手もそうそう来ないので序盤という事を考えて狙うのもありですよね⭐︎
      麻雀は同じ配牌をもらっても、最終形が違ったりしてその人のオリジナルとなる所も、ドラマがあって素敵で魅力の1つだと思ってます♪
      こうしてブログの中で皆様の意見を聞けて勉強になってます(*^^*)
      どんな結果になっても「こう考えて打った」と理由があれば納得のいく、自分の麻雀が打てるんじゃないかなーと思ってます⭐︎そして、接待麻雀Kさんも考えながらしっかり打たれているのが同卓した時にも、こうしてコメントを頂いた時も伝わってきます!
      これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

  3. シゲキックス より:

    相手からどうみられているかは大事ですよね!^ – ^

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