麻雀:点数状況を考えながら打つ〜南3局からオーラスにかけての打ち方〜

majan-technique

こんにちは。

夫婦で麻雀大好きともさんです♪

今週5月10日の朝に旦那から

「今日はゴットー(500-1000点)の日だな!」

と笑顔で言われ、なんでも麻雀に繋がる旦那の麻雀愛にホンワカしていました(*^^*)

そんな私も旦那から

「このアニメにアイダ何とかっていうキャラがいるんだけど、何だっけな?、、、アイダ、アイダ、、」

と思い出そうとしている旦那にすかさず

「間(アイダ)4ケン!!」

と突っ込み旦那に「麻雀中毒だな!笑」と笑われるくらい麻雀にどっぷりハマってしまいました(*^^*)

皆様も「自分って麻雀バカだなぁ」と思うエピソードありましたら、是非教えて下さい♪

はじめに

麻雀は牌効率を意識して、「最速に聴牌しリーチして和了る」事が1番強いと思っています。

良形の一向聴(イーシャンテン)だったり聴牌していたり、ドラが沢山ある時は「和了りたい!!」

と言う気持ちになりますよね(*^^*)

しかし、麻雀の勝敗は「高い点数を和了る事」ではありません。

「最終的に点数を多く持っていた人」が勝ちになります。

そこをしっかり頭に置く事で「ドラ3ある手」で8000点和了るよりベアオリし振り込まない事が大切な場面も出てきます。

南場に入ると(特に南3局らへんからは)自分の順位、点数状況等を確認しながら打たなければならなくなります。

東1局なら即リーチだけど、南3局だからダマ、

または、東1局ならダマだけど、南3局で点数もない親だからリーチ

など、あるのではないでしょうか?

例外で東場でも点数が極端に動いている時や、飛びそうな人がいる時などは東場からでも打ち方を変えていかなければなりません。

オーラスでの打ち方は、点数状況や順位によって目的が変わるため、同じ手牌であっても東1局と打ち方もそれぞれ変わっていきます!!

オーラス(南4局)で考える事

①何点和了れば良いのか

何点和了れば順位が上がるのかをしっかり考えましょう!

(1)

(1)オーラス、自分は41000点の2位。

1位とは1000点差。

この時、手牌は上の写真。

東1局なら10巡目くらいまでは鳴きを入れず「メンタンピンドラ1」の満貫を狙いに行く手だと思います。

しかし、オーラスでは1位になるには1000点でも8000点でも同じです。

素点が大事なルールもあるかもしれませんが、順位点が大きいルールや順位のみのルールの時は特に和了る事が重要となります。

この時は序盤から鳴いて2000点の手にしてでも和了り切りましょう!!

(2)

(2)オーラス38500点の2位。

4巡目に聴牌。

東1局なら私はリーチしてるかなぁと思います。

しかし、オーラスでリーチして裏が1つ載ったとしても5200点と順位が変わらないリーチとなってしまいます。

そのため、123の3色を狙って1s切り。

8000点の手作りを考えて打っていきます(*^^*)

もし、親からリーチが入りこの局は和了れなくても1本場と供託棒などがプラスされ、次の局で1位を狙うチャンスが広がる可能性もあります!!

この局が最後になりそうなのか、続いた時は自分が有利になるのか、不利になるのかを考えながら手作りと進行をしていきましょう!!

(3)

(3)オーラス、38200点の2位。

序盤から下家が鳴き、最速に和了りを狙いに来ています。

3位と4位の差も僅差のため、3着狙いの仕掛けと考えられます。

こんな時は6p5s5m6m全てポン、4-7m3-6m4sチーして、速度を合わせましょう!!

親が和了れば、もう1局続きますが、下家が和了ればこの半荘は終了してしまいます。

鳴くと「タンヤオドラ1」で2000点の手になります。

本来なら誰から和了っても順位アップ出来るように3900点の手を作りたいですが、他家が仕掛けていたらまったりしていられません!!

上家や下家から2000点和了っても着順が変わらないため、対面から直撃和了りするかツモ和了りを目指します!!

②相手に和了られた時の事を考える

(4)

(4)オーラス46200点の1位。

下家からのリーチが入りましたが、一発目で何を切りますか?

点数があると「振り込んで点数を減らしたくない」と思うかもしれませんが、今回は聴牌しており12000点振ったとしても1位で着順ダウンする事はありません。

振った時のデメリットがほとんど無いため、4sツモ切りの聴牌維持が良いと思います。

この後、上家からリーチが来た場合は上家には振らないようにだけ気を付けましょう(^^♪

(5)

(5)オーラス、36200点の1位。

(4)と同じ手牌ですが、今回は8000点振り込むと2位に着順がダウンする状況です。

こんな状況の時は、現物の8m→スジの7mと安全度の高そうな牌を選んで捨てた方が良いと思います。

この時、8000点振り込むと2着に着順ダウンするのに対し、振り込まず下家が和了った場合や他家から出アガリした場合は自分は1位のままでいられます。

下家に和了ってもらった方が、自分にとってもメリットがありますね!

(6)

(6)オーラス42700点の1位。

下家はソウズの染め気配、2位の上家がリーチをかけていてます。

何を打ちますか?

この時に「誰に振ったらまずいのか」を考えます。

上家に7700点直撃されるか、12000点ツモ和了りされると着順が2着にダウンします。

また、点数が5800以下でも和了られれば親の連荘でゲームが続行し逆転のチャンスを与えてしまいます。

一方、下家に8000点振り込んでもツモ和了りされても1位でゲーム終了することが出来ます

上記の事を考えると下家を応援する方が得です!

上家の安全牌の5s切り→スジの4sと6s切りの順番で打っていきましょう♪

③基本的な考え方

まずは、オーラス8000点の手役を作れば順位が変わるか、を考えます。

8000点より高い点数はなかなか自力で作る事が難しい場面もありますが、

8000点なら現実的に狙える場面が多いです。

リーチと裏1(一発や海底やツモなど)の2翻を前提に

他に2翻を作ることを考えます。

2翻ならドラを使ったり、ピンフやタンヤオなどを意識すれば作れそうですよね!

上記の事を踏まえると、南3局では1位との点差を8000点未満に出来るように意識して打つことが重要と考えます。

麻雀仲間から学びました

麻雀仲間の打ち方をお勉強させて頂くため、後ろから拝見。

南3局、南家、現在3位。

点数状況は下の写真をご覧ください。

ここで2sを引いて3pを打つとカン3s聴牌となります。

リーチをかければ「リーチ、ドラ、赤」の5200点は確実です。

「リーチかけるのかな?」と見てましたがここはリーチせずに回します。

そして7sを持ってきて、打2sで「4sと南」待ち。

こちらもダマで対面から南をロン。

ダブ南、赤、ドラ1で8000点を和了り、オーラスの親を迎えました。

下家が6000点のため、もし立直をしてロン和了りし裏が載ると8000点で飛び終了となり

自ら自分の親を無くし、3位から3位と着順も変わらないためあえてのダマ

しっかり点数状況と局数を考えて打っていて流石だな!!

と思った局でした⭐︎

いつも、リーチし点数ある人から出たらロン和了り、点数のない人から出たらスルーしてツモ狙いに行くか、

ダマで回るか頭を悩ませます(*_*)

最後に

点数状況、局数をしっかり考える事で、

「今は和了る事が第一優先」

「今は振り込まない事が第一優先」

「聴牌は取らないといけない場面」

「リーチせずダマが良い場面」

などがありましたね!!

「聴牌」がとっても大事な時もあります。

そんな聴牌の話をしている時、旦那から「聴牌してても聴牌を取れない時があるの知ってた?」

と謎々のような問題。

和了り放棄の時の聴牌

だけで無く、

「自分で待ち牌を全て使ってしまっている時の聴牌」

は聴牌として認められません。

下の写真のような時です。

①自分でポンし安全牌として持っていた白の単騎待ち聴牌

②自分で6mを暗槓し、カン6m待ちの聴牌

これは聴牌として認められません!!

もしも自分でなく、他家がポンや槓をしていた場合は聴牌を取ることが出来ます!!

「自分で自分の和了り牌をすべて使い切ってしまっている」時は聴牌を取れないんですね♪

知らないと損する、知らない方も多そうな事でした(^^)/

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コメント

  1. 麻雀俳人ヨット より:

    夫婦で麻雀の会話できるなんていいですね、いつも羨ましく思っています。
    家の場合だったら、例えば5/3に「今日ゴミ(300-500の和了)の日だね」と言ったら、「よく覚えてたわね。じゃあ生ゴミ捨ててきて。」と言われそうです🥲
    ※個人的にはゴミ手という言い方は好きではありません。ノミ手でも和了する意味や価値はあると思うからです。

    点数状況を踏まえての終盤の考え方がよく書かれていて、参考になりました。
    特に(4)〜(6)の同じ牌姿からの打ち方の違いは、状況設定が絶妙で、本当に良く考えられているなと感心しました。

    (4)はブログが正解だと思いますが、私は(5)と同じように現物8m→スジ7m切りを選択します。個人的な見解ですが、振りトップというのが自分の運量を減らしてしまう感じがして嫌なのと、一発で12000を振ってリーチ者が3位、対面がラスになって順位変動してしまうのも、私の考え方に合わないからです。

    基本は、自分の順位アップを優先しますが、それ以外は他家の順位変動に影響を与えないように静観するというスタンスです。

    会社に行く時間になりましたので、この辺で。追加あったらまたコメントさせて頂きます。

    • tomo-sann より:

      コメントありがとうございます!!
      ゴミの日(300-500)で、ゴミ捨ててきてのくだり笑っちゃいました(笑)

      振りトップは運を減らしてしまう感じがする、他家の順位変動に影響を与えてしまう等の考え方を持っている人は一定数はいそうですよね!
      私も少なからず、自分が振ることでラスにさせてしまった人、または1位が狙えた人のチャンスを潰す事になってしまった時などにはちょっと申し訳なさが残ります(>_<) 自分の打ち方や考え方がある方はそれを貫く方が、楽しく納得できる麻雀が出来ると思うので、アリですよね♪ いつもコメント頂き、ヨットさんの考え方や意見を、教えていただきありがとうございます!! これからもよろしくお願いします(๑˃̵ᴗ˂̵)

      • 麻雀廃人アクト より:

        お疲れさまです🙇‍♀私の思う最強とは、点数欲しい時に、上がりたい役で必要な点数上がることです!相手のリーチ潰しの1000であったり、満貫であったり、また自己満足ですが作りたい役であがったり麻雀に夢やロマン乗せて打ちます(^_-)特に健康麻雀であったり、順位重視の時にはこんな感じです😍フリーになると赤や裏ドラ、一発などチップ絡んでくるので打ちかた変わります😸麻雀バカエピソードたくさん有りますが軽いところでは若い頃デート断ってでも麻雀優先、東京や浜松まで数百回打ちにいったりバカでしたが忘れられない思い出であったり、出会いあったりで満足してます(^^)南三、オーラスの考え方恐いくらい同じです、読んでいてゾットしましたもはや癒し系ではなくて鬼👹打ちですね!振りトップは慣れてないと抵抗ありますが肉を切らせ骨を断つ思いで打ち込みます!

        • tomo-sann より:

          コメントありがとうございます!!
          「私の思う最強とは、点数欲しい時に、上がりたい役で必要な点数上がること」→この言葉から、今どのくらいの点数が必要なのか、今は和了った方が得なのかを常に考えて打っているだなぁと思いました!
          1000点でもリーチを潰せる事は大事ですし、1位を狙うために1000点でもリーチに立ち向かわなせればならない場面もありますよね(*^^*)

          フリーなどチップが絡むと確かに打ち方が変わりそうです!!そういう意味では、麻雀はルールによって打ち方を変えなければいけないですよね💦
          天鳳ルールなら1位をとりに行くよりラス回避が重要になりますし、Mリーグルールでは1位を取る事が重要になると思います。

          デートと麻雀で麻雀を優先させるなんて、本当に麻雀中心だったんですね!!笑
          だからこそ、今のアクトさんの強さがあると思いますし、アクトさんの麻雀に対する情熱が伺えるエピソードありがとうございます♪

          オーラスの考え方同じで嬉しいです!
          本場や供託があったりともっと複雑なオーラスもあると思いますが、色々と考えながらこれからも打っていきたいと思いますm(_ _)m

  2. 麻雀俳人ヨット より:

    昨日は会社に行く時間になってしまったので、続きです。

    ③の基本的な考え方は、ブログの通りだと思います。状況によっては、確率は1/4に減りますが、自力逆転の条件にツモを加えると、10000点(親がトップの場合は12000点)以内というのも目安になるのかなと感じます。

    麻雀仲間の打ち方は冷静沈着ですね。私は普段は箱下飛びのルールでやることが少ないので、リーチをかけてしまいそうな気がします・・・
    雀荘、打っている仲間、大会時など「飛び」も含めてルール微妙に変わってきますので、打ち方も柔軟に変える必要があり、やっぱり麻雀は難しいですし、深いですね。

    私は麻雀歴(トータル15年)より、投資歴(約20年)の方が長いのですが、麻雀と投資は似ている部分がたくさんあります。

    一例だけ紹介すると、コンセンサス(投資で言えば市場・マーケットがどう見ているか・考えているか、麻雀で言えば他の打ち手がどう見ているか・考えているか)を把握することの重要性と、コンセンサスとは違う自分独自の考え方を持つことの大切さです。

    投資で言うと日経平均株価などの市場・インデックスと同程度のパフォーマンスを取ることが目標ならば、コンセンサス通りの投資判断を行えばよく、麻雀で言うと例えば4回に1回トップを取ることが目標ならば、コンセンサス通りの打ち方をすればいいということになります。

    ただし、インデックス以上・4回に1回以上のトップを目指すならば、コンセンサスと違う独自の考え方や方法を持たなければ、平均以上の結果は残せません。

    自分が意見を言った場合に「そうですよね。私もそう思っていました。」と言われた時は 素直に嬉しいし「自分の意見はコンセンサスに近いな」と安心します。
    ただ私にとって一番嬉しいのは「そういう考え方もあったんですね。私は気づきませんでした。」と言われることです。それは自分独自の考え方であった可能性が高く、自分が投資にしても麻雀にしても平均以上の結果を残せるポテンシャルがあるということの証明のひとつになるからです。

    堅苦しいことを書いてしまってすみません。20代の時の麻雀は本当に何も考えず、飲み会の延長で仲間内でわいわい楽しくやっているだけでしたが、このブログをきっかけに麻雀について色々考えるきっかけができたのは感謝しています。今後もよろしくお願いします。

    • tomo-sann より:

      詳しく二つに分けてありがとうございます!

      「ツモも入れると10000点以内」は、基準として目指しやすく分かりやすくて良いですね!
      ヨットさんの考え方、また基本をおさえた上で他とは違う独自の考え方や戦術を発見するのはすごい事ですし、そこを目指しているのは凄いなと思います!!

      ブログを通して私自身も成長出来ているかな、と思ってます。
      それも、ヨットさんやアクトさんなどコメントをくださる方々のおかげです。
      これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

  3. 麻雀廃人アクト より:

    ヨットさんのコンセンサスの例えよく分かります!平均以上狙うならリスクともないます、どちらも形違いますが勇気必要です(^_-)
    私事ですが頭ハゲてきた原因コロナワクチン注射のようです😢ひどくなったので坊主にちかいソフトモヒカンにしました、しばらく病院通いです、副作用に気をつけて下さいm(_ _)m

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